間違った育毛方法-若ハゲ対策


間違った育毛方法

このページではやってはいけない間違った育毛方法について解説します。
正しい知識を身につけて、正しい育毛生活を始めましょう。


ヘアトニックの育毛効果

市販の育毛商品には刺激の強いものがあり、中にはかなり強烈にスースーするようなものもあります。おそらく、これは頭皮の温度差によって血行を良くする事が目的だと思われます。
又、ヘアトニックの主成分は水と香料とアルコールです。アルコールは揮発性物質で皮膚に刺激をあたえる性質があるのです。
しかし、同時にアルコールの成分として、タンパク質を分解する作用があります。

頭皮には刺激が加わると、頭を守る為に固く厚くなる性質があると言われています。
薄毛の人の多くは共通して、頭皮が堅い傾向にあります。育毛トニックの類は一時的な爽快感を得られるだけで、むしろ育毛そのものには逆効果の場合があります。
使用には注意が必要です。

朝シャンの効果

朝シャンとは、言うまでも無く朝シャンプーの略であり、朝起きた直後に行なう洗髪の事をさします。
朝に髪を洗う事で毛髪を清潔に保つ為や、気分をリフレッシュする為など多くの方が行なっています。
ですが、この朝シャンは薄毛になる要因を増やしてしまう場合もあるようです。

その原因はいくつかあります。
髪が一番成長する時間帯は午後22時〜午前02時の間と言われており、夜に洗髪を行なわないと溜まった皮脂が毛穴を塞ぎ、せっかく成長しようとしている毛髪が窒息状態になってしまいます。
よって、洗髪は就寝前に行なうのが理想です。
夜に洗髪を行なえば、寝ている間に適度な皮脂が分泌されて、髪の毛を守る膜が作られますので良い頭皮環境になります。
しかし、朝に洗髪してしまうと、せっかく作られた髪の毛を守る膜が取り除かれてしまいます。
そのような状態で、頭皮が日中の紫外線にさらされるのは、とても頭皮に良いとは言えないのです。

また、起床直後の頭皮の毛穴が開いており、非常に敏感です
その際に、頭皮をゴシゴシこすってしまい毛穴に過度の刺激を与えたり、朝は時間が無い為、すすぎが不十分になってしまい、頭皮に残ったシャンプーなどが毛穴につまらせ、頭皮の状態を悪くしてしまったりします。

脱シャンプーの効果

脱シャンプーとは、シャンプーを使わずシャワーのみで洗髪(湯シャン)を行う事を言います。
脱シャンプーとは、以下のようなものです。

  1. シャンプーは、2〜3日おきに使用する。
  2. その間は、シャンプーは使わずシャワーのみで洗髪する。
  3. すすぎは時間をかけて良く流す。

洗浄力の強いシャンプーにて洗い過ぎると、頭皮に必要な量の皮脂・油までも取り除いてしまい、代謝の関係で皮脂過多になったり、頭皮が乾燥してしまい、雑菌によって頭皮が炎症を引き起こしてしまう事はよくあります。
がと言って、洗髪を怠るとそれにより毛穴が詰まってしまい、皮脂が酸化し過酸化物になり、さらに微生物が繁殖してしまい、頭皮の炎症などを引き起こし、髪が生えにくくなる可能性があります。

健康な頭皮を保つ為に、常に清潔で髪に栄養や水分が届くようする必要があります。
シャンプーをやめる事より、上手なシャンプーの使い方を学びましょう。

脱シャンプーの始まり

湯シャンの始まりは「昔の人はシャンプーをしていなかった(シャンプーが存在しなかった)」という事から始まったのでしょう。
しかし、昔の人たちは肉より魚、魚より穀類や野菜類を多く食べていました。
当然、防腐剤や化学薬品等も入っていません。
さらに、車や工場など排気ガスなどというのもありませんので、空気もキレイです。

その点、現在の日本人は食事の欧米化により、体質が変わってしまい皮脂も多量に分泌されやすくなり、さらに環境悪化などの原因で、アレルギー体質の人も増えています。

強い刺激のブラッシング・頭皮マッサージ

洗髪の前に適度なブラッシングを行なう事は、髪の毛の中のゴミ等を浮かび上がらせ、洗髪の効果を高める事に繋がります。
ブラッシングを行う事で、頭皮の血行を促進させると良いと言われる事もありますが、 頭皮に対し強い刺激のブラッシングを行なうと、皮下組織が痛んでしまいます
刺激を与えると頭皮が固くなってしまい髪の毛が生えにくい状態になってしまう事があります。
ブラッシングの際には、豚の毛・猪の毛など摩擦が発生しにくい素材のものを選び、頭皮を傷つけないよう注意が必要です。

また、頭皮マッサージにも血行を促進する効果があるといわれています。
こちらブラッシング同様、やりすぎると皮膚がすりむけてしまい、逆効果となる場合があります。
トラブルを防ぐために、頭皮が急激に皮脂を分泌し固くさせ護ろうとするのです。
決して、爪を立てたりせず、指の腹で優しくマッサージします。



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